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こじらせ女子のつまらない出来事

長めの文章が好きな方へ

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弟の結婚

日常生活 考えごと

人間至る処青山あり。

 

最近、よくこの言葉を思い出している。

先月は親族のトラブルや、同級生の不幸が重なり(初めての出来事だった)、バタバタしたまま終わってしまった。GWに旅行に行って、なんとかスッキリできた気がする。

 

親族のトラブルとは、弟の婚約破棄。
高校時代からの彼女と挙式・入籍間近でのことだった。共に20代半ば。
浮気や金銭問題が原因ではなく、彼女側から一方的に破談になったのだから、弟の驚きたるや。
疎遠な私に助けを求めてくるだから、よっぽどであったに違いない。
我が家の家庭環境への不安もどうやら大きな一因であったようだから、私もとても申し訳なく、できる限り力になりたかったけれども覆水盆に返らず、といったところだった。
 
弟はそれでもなんとかしたかったようで、必死に働きかけているけれども、一度離れてしまった気持ちはなかなか戻らない。
彼女も不安を抱えた状況では幸せになれないだろうし、姉としては、心底弟と一緒になりたいと思う相手と結婚して欲しいので、残念ではあるけれど、仕方がないように思う。
まだ若いのだしなんともなるだろう、などと思いつつ、人の気持ちを尊重できるようにならないといけないよ、などど、切々と説く私。いつになっても独身で、恋愛経験も少ないのに、いったい何様なのかしら、と思いつつ。
 
私と弟かなり疎遠だったし、実家を出る前もくだらない話をすることはあっても、真剣に気持ちで語り合うような関係ではなかった。それなのに、毎晩のように電話やメールをし、状況を報告しあうような関係になったことは実に不思議だ。20年分のコミュニケーションを数週間で取ってしまった気がする。
破談になった大きな理由が、やはり母のことであったから、ほかに頼る相手がいなかったのかもしれない。
 
こんなことになって、関係が密接になったというのは実に面白いことだし、ほとんど実家とは絶縁しているような状態だったけれど、家族がいるんだなぁと思える出来事ではあった。
しかし、「他人と密接な関係を持つ」という状況から長いこと離れていたものだから、酷く混乱した気持ちになるのも事実で、早く状況が落ち着いて欲しいと願うばかりでもあった。
家庭のことで彼女に不安を抱かせたことが原因ならば、明らかに原因の一端は私にあるのだし、かかわり方が違えばまた違う展開になったかもしれないと心底思うし、出来ることはなんでもしなくては、とは思うけれど。
 
それにしても思うのは、若いっていいな、ということだったりする。
どちらの言い分を聞いていても、正直大人とはいえないな、と思うことも多かったりして、なんだかなぁ、おいおい、と思いつつ、若いから失敗できる、安易な選択をしても撤回できる、自分の気持ちに正直になれる、という面がきっとあるのだろうと思ったりする。
まだ若いから、こんなものだな、と諦められない。思うとおりにならないことに抵抗できる。そして、すべてのことが思うとおりにならないのだから、諸事など気にしない、という覚悟が持てない。
弟と話していると(どちらかというと窘めているに近い感じで)、私、なんかオバチャンになったんだなあと思うことがとっても多い。
本当は大人になったんだなぁと言いたいけれど、それは恥ずかしいし、彼女の話を聞いていると、こまけぇこたぁいいんだよ、みたい気持ちにしょっちゅうなってしまうので、きっとオバチャンだ(笑)
 
些細なことで悩んだり不安になってしまうのは、なんだかとっても素敵な事だし、思うが侭にならないということを学ぶのはとても重要なことだと思う。
乗り越えて、そして幸せになってくれればいいと思う。
生きていればそのうちいいこともあるものだし、何か一つがダメになったからといって、すべてが終わるわけではないのだから。