31歳にしてフルートを始めた話 ~その1~
年明けから、フルートを始めました。
これまで、管楽器には縁がない人生を送ってきましたが、現在、地元のカ○イ音楽教室で月2回、個人レッスンを受けています。
弟には「30の手習いだね」って言われたのですが、楽しくて仕方がありません。
愛しいマイ・フルートも購入済みで、最近はなんとか時間をひねり出して、一日1時間程度練習しています。
◇楽器暦
私はもともと、2~3歳から高校までピアノ、中学~高校ではヴァイオリンも習っていて、子どもの頃から音楽に親しんできた方だったと思います。
一応、絶対音感も備わっています。絶対音感ってすごいイメージがある人が多いですが、ピアノの習い始める時期が早ければ誰でも身につくものらしいですよね。
どちらも母に言われて習っていたからか、正直ピアノはあまり好きになれませんでしたが、ヴァイオリンは楽しくて好きでした。若い音大出の先生だったのですが、私が大学入学後しばらくして、おめでたでお教室辞めてしまわれて、それ以降本格的に楽器に触れていません。
ピアノは基本的な教本は全て終え、最後はシューマンなど好きなものを弾いていたのですが、かろうじて授業で伴奏が出来るレベル。ヴァイオリンは基本的な技法は基本的な技法は身についていますが、とても人前では演奏できないレベルです。
◇フルートをはじめたきっかけ
ピアノやヴァイオリンをやってはいましたが、本当は、高校ではブラスバンド部に灰って管楽器をやりたかったんですよね。
でも、吹奏楽で使う楽器はおおむね高価だし、ピアノもヴァイオリンも辞めてよいと許可が出なかったので、言い出すことができませんでした…。
映画、アニメ等で吹奏楽を見るたびにいいな~やりたいな~!とずっと思っていました。『スイングガールズ』とかにも憧れたな。最近なら『響け!ユーフォニウム』とか。
どちらにせよ、一人暮らしで借りていたマンションがは楽器禁止だったので、夢のまた夢よね、と思っていたのですが、昨年、楽器可の家に引っ越しため、時間の制限はあるものの、練習できるようになりました。
これはもう、迷うよりはじめるしかないのではないか?となったわけです。
じゃあ、何の楽器をやるか、となったのですが、フルートを選んだきっかけはいくつかあります。
- 主旋律やソロパートを担当できる楽器である
- 管楽器の中では音が大きいほうではない
- 入門用の楽器が比較的安価
- 近所に教室がある
もともと、音色の好みにより、オーボエかフルート、もしくはクラリネットをやりたいなと思っていました。
特にオーボエにはかなり気持があって、昔から憧れがありました。「展覧会の絵」や「魔弾の射手」のソロパートとかかっこいいし、モーツアルトのオーボエ協奏曲(のだめでやってましたね)とかも大好きです。
でも、あまりオーボエを習える教室自体がありません。都内なのでないわけではないのですが、選択肢が少なめ。
また、とにかく楽器が高価で、最低限「まとも」な入門と言われるラインで30~40万円することがわかり、これは安易に始められないな…と断念しました。
その点、フルートは5~6万円でヤマハのスチューデントモデル(中高の吹奏楽部でよく採用されているモデル)があり、比較的ですが最初の敷居が高くありませんでした。
↑先生に相談の上購入したヤマハの入門用フルート。52,500円です。
定期的な調整は必要なものの(これはどの楽器でも同じ)、リードが必要ないので、日々のランニングコストが少ないことも大きなメリットでした。ピアノやヴァイオリンほどではないにしろ、お教室の数も多く、上記の条件も満たしています。
また、音大卒の友人に相談したときに知ったのですが、フルートのCはピアノのCと同じらしく、無駄な音感がある私には受け入れやすいだろうな、と。
私もそれまで知らなかったのですが、ピアノのC(ドの音)と、殆どの管楽器のCは音が違うそうです。クラリネットはやトランペットは、音譜上Cと記譜されていても、鳴らす音はB♭だとか(よく知りません。すみません)。
ヴァイオリンはピアノと一緒だったから違和感がなかったみたい。びっくりしました。
そんなこんなで、フルートを始める方向で決定。
体験レッスンを受けられるお教室を探すことにしました。
(その2へ続く)
フルートの音色って本当に素敵ですよねぇ…。
【フルート4重奏のための「ディズニー・プリンセス・メドレー」】Disney Princess Medley for 4 Flutes