愚痴ばかり言う人への対処法、教えて下さい

「本当に辛い、耐えられない」

愚痴や弱音を吐くのが大好きな人っていますよね。

私はどうもその手の人を引き寄せやすいらしく、会うたび、連絡がくるたびに、気づいたらその手の話題に流れてしまう友人、知人が多々います。*1

本人はただ、「納得がいかないこと」、「腹が立ったこと」、「理不尽に感じていること」、「体調不良やしんどい気持、辛い気持」などを、近況報告として話しているだけのつもりかもしれません。たぶん、愚痴や弱音を吐いているつもりはないんだろうなと思います。

一度や二度のことならいいけれど、同じ話題についてもう何十回、何百回も聞いていたり、（その人がその場では言えなかった）他人への不満や怒りをただぶつけられているような気になったりすると、なんだかすごく悲しくて、自分が削られていくような気持ちになります。

私はどうも、ただ気持を聞くとか、寄り添うということが苦手で、一通り話しを聞くと、何か対策や解決案、提案ができないかな、と思ったり、状況を整理したり。解決できれば愚痴を聞き続けないで済むようになるかなぁと思ってしまうのですが、もちろん、みんなはそんなことを望んでいないんですよね。

で、何度か試みたものの、流されたり即座に却下されたり。結局、ひたすら同じ愚痴を聞き続ける展開になってしまう。

それで、だんだん疲れてくると、

せっかく会うことができたのに、どうしてこんな不愉快な話をずーっと聞いているんだろう。聞きたくないとは言わないけど、数時間話し続ける必要ってあるのかな。

というか、これを聞いている私の気持ち、まったく考えてないですよね？あなたの感情を吐き出すタン壺みたいに扱ってない？

なんて、怒りにも似た不快感が湧いてくることもあるのですが、ここまでの状態になっている相手を見ると、よっぽどしんどい状況なのかもしれない。今日はしかたがないのかもしれない。

と、何も出来ず、結局話題を変えられずにその場を過ごしてしまうこともしばしば。

それで、結局後日も同じ展開になるので、とにかくストレスが溜まり、何もできない自分にガッカリすることを繰り返しています。

もう無理だな、と思うと、相手との関係性に応じて、距離を置いたり、ハッキリ言ったり、いろいろ対応を取れるんですけど、なかなかそこに至るまで決断ができません。

みんな、口をそろえて「あなたにしか話せない」って言いますしね。。何言っても良いんだって思われてるんだろうな、と薄々分かっているんですけど。

ただ、女性同士だと、お互い愚痴を言い合ってストレス解消する文化も確実に存在すると思うんですよね。

以前は親しくしていた、私の友達グループも、全員が勝手に自分の近況や不平不満、グチを話し合い、お互いの話はあまり聞かず、適当に流すというパターンで会話が流れていくことが多々ありました。
ちなみに、他人の話にはきついツッコミを入れたり、批判したりもするんですが、それもお互いにみんな聞き流しているようで、場は盛り上がったままです。

これは本当にすごいことだなと私は思っていて、自分がやりたいことはやる（＝ふだん言えない話をして発散）、必要がないことはしない（＝あまり聞きたくない話は真剣に聞かない、すぐに流す）、というサイクルが成立しているから、余計なストレスもたまらないし、みんなスッキリできて、いいんだろうなと。

さらーっと右から左に、聞き流す力が身につけば、すごく楽になりそうなんだけど、なんで出来ないんだろう。どうしたら身につくでしょうか？

そもそも、私は他人に愚痴を言うのも、弱音を吐くのも好きではありません。周囲の人に話してもどうなるということでもないし、ただ困っているとか疲れているとかイライラしているとか聞かされても、みんなイヤな気持になるだろうし、特に話しまくりたいと思ったことがないんですよね。

自分よりも経験や見識が深そうな人に「相談」することならあるかもしれないけど、延々と自分の話や気持を聞いて欲しいと思ったこと、たぶんないと思います。気持がわからない。なんでそんなに話したいの？

でも、友達の辛い気持とか、しんどさを聞くのすら辛がったり、めんどくさがっている自分って、ホントに優しくない、心の狭い人間なんだなぁと、自分のコミュ障ぷり（？）に、ひどくがっかりしたりもしています。

寄り添ってあげたい気持はあるけれど、疲れてしまって出来ない・やりたくない。しかも、愚痴や弱音をぶつけてくる相手の気持も理解してあげられない。

優しくしたいけど、できないし、なんだか私自身の気持をないがしろにされているような気もする。自分へのストレスをうまく回避できずに溜め込んでいる自分にも、なんだかモヤモヤする。

そんな感じの２月を過ごしています。

人付き合い、難しいです。

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*1:ちなみに、家族もそうでした。こちらは一度疎遠にしたので、今は遠慮があるのか、あまり聞くことがないですが